今年こそ、もっとお金に恵まれたい! 年の初めにそう思った人も多いはず。その願いをかなえてくれるのが、じつは「財布」です。
お金を呼び込んでくれる財布と、お金を逃してしまう財布の違いって? そのヒミツを詳しく知って、今年は楽しくリッチにいきましょう♪
監修/佳山知未 取材・文/細谷あつ子 イラスト/ナカオ☆テッペイ
今回、お金を呼び込む財布術について教えてくれたのは、開運財布コンサルタントの佳山知未さん。かつて秘書として働き、富裕層の人たちの財布やお金の使い方を目の当たりにしたとか。「財布はお金にとって、いわば〈家〉。お金持ちの人は、お金が居心地よくいついてくれるように、いい財布をていねいに選び、大切に使っています。それがお金を呼び込む秘訣なのです」と佳山さん。その基本に風水のアイディアを取り入れれば最強だといいます。では、実際にどんな財布を持ち、どんなことを大事にすればいいのでしょうか? そのヒミツをたっぷりお教えします!
金運を呼んでくれる財布について知るために、まず持ってはいけない財布についてお話ししましょう。
こんな財布はお金が逃げてしまうNG財布! あなたの財布は大丈夫?
かさばらなくて持ちやすいという理由で2つ折り財布を使う人は多いもの。でも、これはお金にとって「とても居心地の悪い家」! 2つに折り曲げられて窮屈な姿勢をとらされるので、いやがって外へ逃げていこうとしてしまうのです。お金をためたいなら2つ折りタイプでなく長財布を選びましょう。
風水的にいうと赤い財布はもっともNG! 「火」の気が強い赤色は、現在の金運や持って生まれたお金の気まで燃やしてしまうため、お金がたまらないとされます。また「水」の気を持つ青や水色の財布を持つと、水のようにお金が流れ去ってしまいます。外側の生地だけでなく、お金やカードが直接触れる内側の色も赤と青は厳禁です。
猫やちょう、十字架は風水ではすべて「火」の気に属するもの。金運やお金の気を燃やしてしまう力があるので、こうしたモチーフのついた財布や小銭入れは避けましょう。またアニマル柄も要注意。天然の模様を生かした蛇革の財布などはOKですが、派手なアニマルプリントだとお金の気が安定しない財布になってしまいます。
財布の寿命はズバリ3年! これが鉄則です。寿命が尽きた財布を使っていると、金運は確実にダウン。使い古したボロボロの財布はもちろん、目立つ傷や汚れ、ほつれがなくても全体にくたびれた財布からは、お金が逃げ出してしまいます。財布は2~3年を目安に買い替えるようにしましょう。
財布には「気に入る=気が入る=金が入る」という法則があります。つまり好きな財布を使うことが大切なのです。だから「安かったから」「もらったから」などという理由で、気に入らない財布を使うのは×。自分が心から気に入っていないと大事にできず、お金からも好かれません。持つだけでテンションが上がったりするような、お気に入りの財布を見つけましょう!
財布の色でおすすめなのは、茶色やベージュ、緑色など。堅実にお金をためたい人に最適です。金運アップのカラーとして広く知られるのはゴールドで、金色の金具も◎。ただし、金色は人を選ぶので、合わない人が持つとかえってお金が出ていってしまうことも。シルバーも同じく金運を招いてくれます。黄色も金運カラーとして知られますが、楽しいことが増えてお金を使う機会も増える色なので気をつけて。
モチーフとしてラッキーなのはスタッズ。いい運気をつなぎ留める力があり、特に金色や星形のスタッズはお金を引き寄せてくれます。またチェーンには貯蓄運アップや、ステータスの高い人との縁を招く効果が。さらにタッセルやフリンジ、レザーを格子状に編み込んだイントレチャートなども、人とのご縁から金運を呼んでくれるモチーフです。
佳山知未さん
開運財布コンサルタント。金運をはじめ運が開ける財布について、個別指導や講習会を行うなど幅広く活躍。著書に『お金がどんどん舞い込む開運財布術』『お金と幸運を引き寄せる! 魔法の開運財布術』(ともに宝島社)などがある。